仁和寺の春

こんにちは、これは春の特別記事ーー「仁和寺の春」です。仁和寺へは、もともと*桜御守記事の取材で訪れました。桜の御守だけでなく、桜の御朱印もあるそうですが、もちろん桜自体も十分綺麗です。実際に書いてみると、仁和寺の魅力はそれだけではないことがわかりました。これをヒントに、古風で輝かしい仁和寺の春へ導く、特別記事を作成しました。

さくら

仁和寺で最も有名な桜は御室桜で、4月中上旬ごろに咲く遅咲きの桜です。私が訪れたのは4月の中下旬でしたが、まだ晩桜が満開でした。よく晩桜と呼ばれる御室桜よりも遅く咲くのが、御衣黄という緑の桜です。御衣黄の咲き始めは薄緑色でその後、徐々に薄紅に染まっていきます。私が行ったとき、ちょうど御衣黄の花心がピンクに変わり始めていたのを見ましたが、花びらはまだ清新な緑で特別でした。

御守/御朱印

仁和寺の桜御守は3つあります

御室桜ちりめん守 開運・健康 700円

御室桜鈴守 開運招福・心願成就 700円

つげ桜守 金運上昇・幸福到来700円

御室桜ちりめん守は可愛く、御室桜鈴守は精巧、つげ桜守は優雅でいずれも人気の御守です。

さらに注目すべきなのは、仁和寺が令和6年春限定の切り絵御朱印で仁和寺の五重塔と桜の姿を白い切り絵で透かし彫りにした精巧で緻密なものです。切り絵の伝統的な形で観光客に仁和寺の春の思い出を残してもらうのは、実に優雅ではないでしょうか。(桜朱印だけでなく、季節によっては他のスタイルもあるので、この春行けなかった方も大丈夫です。仁和寺がまたどんな朱印を出すのか一緒に楽しみましょう。)

御室八十八ヶ所霊場

日本の巡礼文化に興味がある人必見の「仁和寺一日遍路」!仁和寺の裏の成道山中には、仁和寺の寺侍*が17世紀に四国八十八ヶ所*から砂を持ち帰り、四国八十八ヶ所の姿を真似して建てた八十八ヶ所のお堂があります。枯山水のように、日本人は景観を濃縮し、その絶妙な加減を味わうのが好きなようです。このように四国全体の仏教世界を1つの山に凝縮し、本来なら車でも1週間かかる巡礼を歩いて3時間ほどで達成することができます。体力があればぜひ一度体験してみてください!

以上、仁和寺で私たちが見聞きしたことですが、888年にそ創建以来、仁和寺は世界中から人を迎えるために積極的にイベントを開催しています。イベントに参加するには仁和寺のホームページを参照してください。仁和寺の魅力は春だけではないからです。

この春、あなたがどこに行ったのか、京都にどんな新しい体験と出会いがあったのかを教えてくれませんか?コメント歓迎します。また次号!

*寺侍:江戸時代、門跡寺院など格式の高い寺に仕えた武士。

*四国八十八箇所:四国にある、88か所の弘法大師ゆかりの霊場。

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